天井桟敷のつぶやきver3.1

瀬戸内地方のコンサート感想記録。since2006.7.26 ssブログ(旧so-netブログ)サービス停止のためはてなブログに引っ越してきました

レコード芸術4月号の付録 大植&大フィルの「ばらの騎士」組曲

 レコード芸術を購入するのって、本当に久しぶりでした。しかし、職場から家までに3か所ある本屋のどこにも置いていない・・・5年前は置いている本屋が2店舗あったのに。結局、昨日のお休みを利用して丸善で購入。

レコード芸術 2013年 04月号 [雑誌]

レコード芸術 2013年 04月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 音楽之友社
  • 発売日: 2013/03/19
  • メディア: 雑誌

 レコ芸を買った目的はコレ!!
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 付属のCDに大阪フィルの一昨年の7月定期の演奏、大植英次指揮の「ばらの騎士組曲が入っていたから。このコンサートは生演奏で聴きました。当時、自分が書いた感想の一部。

 『緩急自在!表現多彩!一番凄いと思ったのは力任でないのに音がホールの隅々に分厚く行き渡っていたこと。これが日本のオケの音なのか!?とにわかには信じがたい感覚。大植さんと大フィルとの9年の歳月の集大成、いや、大フィル創立六十有余年の伝統の力というんでしょうか。。。これが大フィルサウンドなのだろうと思います。』  

 録音を聴くと、当時の熱気が蘇ってきます。おそらくホールの天吊りマイクで撮った音だと思われるので、ホールで聴いたダイナミックレンジ(特にピアニッシモ)は拾いきれていないし、最期のフィナーレは、音が潰れてます・・・、でもそれがまた当日の熱気を現していて生々しい。実際、あのザ・シンフォニーホールでも音が飽和状態でしたから、それを考えるとよく撮れていると思う。大フィルの弦の艶やかさ、金管のパワフルさ、木管のきめの細かさ、大植英次監督ラストイヤーの果実の果汁がほとばしる様な演奏は本当に絶品。

 そう思う一方で、あの会場に充満していた熱気や緊張感なんかはが、どこまでこのCDで感じられるか・・・というのは正直わからないですね。自分は当日あそこに居ましたから、「こうだったなあ」「そうそうこんな感じだった」というのは自分の記憶を頼りに再現してしまうんですが、この盤で初めて大植&大フィルを聴いた人はどう感じるのかな?というのはちょっと興味がありますね。

 僕が大植&大フィルを聴いて、「これはもう一度音源として聴きたい!」と思っている演奏はまだまだたくさんあります。アルプス交響曲マーラーの「大地の歌」、エニグマ変奏曲などなど・・・。有料の音楽配信でもいいので、黄金期の演奏を歴史に残して欲しいですね。