レコード芸術を購入するのって、本当に久しぶりでした。しかし、職場から家までに3か所ある本屋のどこにも置いていない・・・5年前は置いている本屋が2店舗あったのに。結局、昨日のお休みを利用して丸善で購入。
![レコード芸術 2013年 04月号 [雑誌] レコード芸術 2013年 04月号 [雑誌]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51gCfPCK7kL._SL160_.jpg)
- 作者:
- 出版社/メーカー: 音楽之友社
- 発売日: 2013/03/19
- メディア: 雑誌
レコ芸を買った目的はコレ!!
付属のCDに大阪フィルの一昨年の7月定期の演奏、大植英次指揮の「ばらの騎士」組曲が入っていたから。このコンサートは生演奏で聴きました。当時、自分が書いた感想の一部。
『緩急自在!表現多彩!一番凄いと思ったのは力任でないのに音がホールの隅々に分厚く行き渡っていたこと。これが日本のオケの音なのか!?とにわかには信じがたい感覚。大植さんと大フィルとの9年の歳月の集大成、いや、大フィル創立六十有余年の伝統の力というんでしょうか。。。これが大フィルサウンドなのだろうと思います。』
録音を聴くと、当時の熱気が蘇ってきます。おそらくホールの天吊りマイクで撮った音だと思われるので、ホールで聴いたダイナミックレンジ(特にピアニッシモ)は拾いきれていないし、最期のフィナーレは、音が潰れてます・・・、でもそれがまた当日の熱気を現していて生々しい。実際、あのザ・シンフォニーホールでも音が飽和状態でしたから、それを考えるとよく撮れていると思う。大フィルの弦の艶やかさ、金管のパワフルさ、木管のきめの細かさ、大植英次監督ラストイヤーの果実の果汁がほとばしる様な演奏は本当に絶品。
そう思う一方で、あの会場に充満していた熱気や緊張感なんかはが、どこまでこのCDで感じられるか・・・というのは正直わからないですね。自分は当日あそこに居ましたから、「こうだったなあ」「そうそうこんな感じだった」というのは自分の記憶を頼りに再現してしまうんですが、この盤で初めて大植&大フィルを聴いた人はどう感じるのかな?というのはちょっと興味がありますね。
僕が大植&大フィルを聴いて、「これはもう一度音源として聴きたい!」と思っている演奏はまだまだたくさんあります。アルプス交響曲、マーラーの「大地の歌」、エニグマ変奏曲などなど・・・。有料の音楽配信でもいいので、黄金期の演奏を歴史に残して欲しいですね。