天井桟敷のつぶやきver3.1

瀬戸内地方のコンサート感想記録。since2006.7.26 ssブログ(旧so-netブログ)サービス停止のためはてなブログに引っ越してきました

オーケストラ研究

岡山フィルの2025/26シーズンプログラム発表(後編:次期指揮者は万全の人選を!!)

岡山フィルの来シーズンのプログラムが11月15日にリリースされ、前回エントリーでは「前編」として来季のプログラムについて概観した。 hironomin.hatenablog.com 今回は秋山さんの逝去以来空席となっている常任指揮者について、その行方を考察してみたい。 …

広響、京響による「オーケストラ福山定期」爆誕!! ④地方都市の衰退を救う「創造都市モデル」とは?

前回のエントリーでは、「オーケストラ福山定期」が開催されるに至った背景として、福山市が抱える「産業構造の転換」と「若い世代、特に女性の人口流出」という、多くの地方都市が直面する二つの大きな課題があることを明らかにした。 hironomin.hatenablog…

コロナ禍を経てどうなった?データで迫る国内オーケストラの現状(その1)

近年、仕事で生成AIを活用する機会が格段に増えた。その習熟度を高めるため、日々サンプルデータを用いた多様なトレーニングを重ねている。特にデータの収集、情報の要約、そして取りまとめといった作業において、自分の意図した成果を得るには、独自のプロ…

広響、京響による「オーケストラ福山定期」爆誕!! ③産業構造分析・・・福山市と岡山・倉敷市

広島交響楽団と京都市交響楽団という2つの有力オーケストラが、年間10回もの定期演奏会(うち、4回は中学生招待公演)をリーデンローズ大ホールで開催するという前代未聞の大事業。 無事、2年目に突入する事も決まったが、この事業が誕生した背景を探る…

「オーケストラ福山定期」爆誕! ②福山市が直面する地域課題から読み解く

シリーズ第1回目の記事アップロードからかなり月日が経ってしまった。 広島交響楽団と京都市交響楽団という2つの有力オーケストラが、年間5回もの定期演奏会(うち、2回づつは中学生の招待公演)をリーデンローズ大ホールで開催するという前代未聞の大事…

「オーケストラ福山定期」爆誕! その①:リーデンローズと広響・京響のねらい

年明けに発表された福山リーデンローズの「オーケストラ福山定期」事業。広島交響楽団と京都市交響楽団という2つの有力オーケストラが、年間5回もの定期演奏会(うち、2回づつは中学生の招待公演)をリーデンローズ大ホールで開催するという前代未聞の試…

2023年開館!『岡山芸術創造劇場』について(その6 集客力への不安)

2023年に開館が予定されている岡山芸術創造劇場について考えるシリーズ。 2023年夏、開館!『岡山芸術創造劇場』について(その1:建設地に関する危惧) 2022年開館!『岡山芸術創造劇場』について(その2「人と緑の都心1kmスクエア構想」) 2023年開館!…

国内オーケストラ業界の研究:番外編 「クラシックコンサート市場が成長しているこれだけの証拠」

タイトルが、あやしいネット記事みたいになっているが(笑)今回は、このコロナ禍の中で、多大な影響を受けている業界の一つ、クラシックのコンサートの動員力について、コロナ以前の数字にはなるが明るい話題を提供できればと思ってエントリーした。 実は、…

オーケストラが拓く『創造都市』(その3:『創造都市』とは何か)

月1回更新を目指して始めたこの「オーケストラが拓く創造都市」シリーズ。今回はなんとか10月中のアップが出来ましたが、調べていくと色々と面白いことが判って、その分、色々と目を通す資料が増えてしまい、更新速度の確保が難しくなりそうです。ただ、…

オーケストラが拓く『創造都市』(その2:ラ・フォル・ジュルネと『創造都市』)

前回から始まった「オーケストラが拓く創造都市」と題したシリーズ。第1回目の前回は「漏れバケツ理論」について触れてみた。 ※前回の記事へのリンク hironomin.hatenablog.com ※2018年に連載した「オーケストラ研究」シリーズの目次へのリンク hironom…

オーケストラが拓く創造都市(その1:『漏れバケツ理論』について)

コロナ禍の影響で、国内経済も大打撃を受ける中、地方の実体経済への影響も徐々に深刻化している。そして国内諸都市のオーケストラの経営にも、イベント中止やチケットの売上激減、企業協賛や個人賛助会員の現象などの形でかなりの影響が出ると思われる。 2…

オーケストラが拓く創造都市 シリーズ目次

2年前に、国内のオーケストラの経営状況を自分なりに分析し、岡山フィルの将来について考察する連載をエントリーしていた。その後、放置状態になっていたが、2020年に直面したコロナ禍と2023年に開館予定の「芸術想像劇場(新市民会館)」の開館な…

国内オーケストラ業界と岡山フィル発展への研究(その7:岡山フィル支援の機運の盛り上がりの背景)

国内オーケストラ業界と岡山フィル発展への研究(その7:岡山フィル支援の機運の盛り上がりの背景) 岡山フィルの将来について勝手に語るシリーズ。今回はちょっと脱線する。 ※前回(その6)記事へのリンク hironomin.hatenablog.com ※オーケストラ研究シ…

国内オーケストラ業界と岡山フィル発展への研究(その6:岡山を文化デフレ社会から、文化芸術資本が循環する社会へ)

これまでのエントリーは、できるだけ先入観を排して、データを読み解くことを重視してきました。今回の記事は、大部分が筆者の主観によるものであることを、はじめに断っておきます。 今回からいよいよオーケストラは育むための、岡山という街の『土壌』につ…

国内オーケストラ業界と岡山フィル発展への研究(その5:安定財源のもたらす圧倒的な果実)

このシリーズ記事、4か月ほど更新をサボっていましたが、先日、N響のコンサートを聞いたことにも触発されて、今回は第5回ということで「安定財源のもたらす圧倒的な果実」を見ていきます。 ※前回までの記事へのリンク hironomin.hatenablog.com 第4回まで…

国内オーケストラ業界と岡山フィル発展への研究(その4:安定財源を失った先にあるもの)

このシリーズ記事、前回はオーケストラの総入場者数が伸びている関西の中で、一つだけその波に乗り切れていないオーケストラがあることを述べた。 ※今シリーズの記事へのリンク hironomin.hatenablog.com 実は、そのオーケストラこそが大阪フィルである。今…

国内オーケストラ業界と岡山フィル発展への研究(その3:集客分析 関西のオーケストラ)

このシリーズ記事も今回が第3回。岡山フィルからは少し離れますが、私自身も足しげく通い、多少なりともも事情がわかる関西のオーケストラの集客についての分析してみようと思います。 今シリーズの記事へのリンク hironomin.hatenablog.com 大阪・関西地区…

国内オーケストラ業界と岡山フィル発展への研究(その2:オーケストラは国民的娯楽!?)

今回は第2回ということで「オーケストラ鑑賞は国民的娯楽!?」と題して、国内のオーケストラ業界全体の集客状況を中心に見ていきます。 これまでの記事へのリンク hironomin.hatenablog.com 日本オーケストラ連盟加入団体の経営数値を見ていった際に一番驚…

国内オーケストラ業界と岡山フィル発展への研究(その1:岡山フィルの現在のポジション)

「国内オーケストラ業界と岡山フィル発展への研究」と題したシリーズ記事、今回は第1回として国内オーケストラの中での岡山フィルのポジションを見ていきます。 今シリーズの記事 hironomin.hatenablog.com 今年の6月に、岡山フィルも晴れて加入した「日本…

国内オーケストラ業界と岡山フィル発展への研究(まえがき)

岡山市の広報誌の11月号中の「議会だより」に次のような記事が掲載されていました。 岡山フィルは今年度、創立25年目にして楽団史上初めての常任のコンサートマスターを招聘、同時に10パートの首席奏者の招聘に踏み切った。この大改革は岡山市当局の予算…

国内オーケストラ業界と岡山フィル発展への研究 目次

国内のオーケストラの活動や経営状態を分析し、岡山フィルの今後の発展へのヒントを得ようという連載企画。その目次のページです hironomin.hatenablog.com hironomin.hatenablog.com hironomin.hatenablog.com hironomin.hatenablog.com hironomin.hatenabl…

『第2期』シェレンベルガー&岡山フィルの体制を見据えて(その3)

(その1)の記事はコチラ。 (その2)の記事はコチラ 「ぶり」が付いてきたので、引き続きの更新です。シェレンベルガー&岡山フィルの『第2期』への提案第3弾。 (岡山シンフォニーホールのステンドグラス) 今回はオーケストラの体制整備について、です…

『第2期』シェレンベルガー&岡山フィルの体制を見据えて(その2)

(その1)の記事はコチラ。 最初の記事から時間が経ってしまいましたが、あれから高畑壮平さんのお話からも、シェレンベルガー氏の首席指揮者契約延長を確信。第2弾の提案記事を起こしたいと思います (岡山音楽の殿堂、岡山シンフォニーホール) 第2回は…

『第2期』シェレンベルガー&岡山フィルの体制を見据えて(その1)

音楽関係者の中から、2016年シーズンの公演の情報が漏れ聞こえてくる時期になりました。 来シーズンの具体的な内容については、9月号の音楽の友に掲載されてくるものと思いますが、現在はその下準備の時期だと思われます。 われわれ岡山のファンにとっ…