2020-01-01から1年間の記事一覧
これが2020年度最後の記事になります。 去年にRadikoプレミアム(月額350円)に加入して、エリアフリーで全国のラジオ局を聴くことができるようになり、本当にラジオを聴く時間が増えました。 自宅でのプライベートタイムはもちろんのこと、通勤時間や家…
※この記事は、「hironominのプレイリスト」の記事を転載しました。 10月にTHE MOSTのコンサートで、初めて佐藤晴真さんの生演奏を聴き、言葉で表現しようのない暖かくて美しい演奏を聴いて、「こんな音がチェロから出るんだ。」とビックリした。 まさに、「…
今年の11月号から、『レコード芸術』がついに電子書籍版も販売を開始した。 この10年ほどは、ほとんど買っていなかった。気になる音源が出たときは図書館で読んだり、毎年1月号だけは付録で付いてくるイヤーブックのために買う年はあった。 よく買って…
コロナ禍の中で、各地のオーケストラの経営にも影響が出ている中、岡山フィルと同じく日本オーケストラ連盟(以下、「連盟」)準会員であり、非常設オーケストラの静岡交響楽団に大きな動きがあった。 ==========================…
自分の楽しみではなく、娘に生演奏の音楽に触れてもらうために行ったコンサート。なので、日記に書くつもりはなかったのだが、結果的には自分も大いに楽しんでしまった(笑)。最後のドヴォルザークの「新世界より」の第4楽章がたいへんな熱演で、これは記…
岡山フィル特別演奏会 ベートーヴェン生誕250年記念 ベートーヴェン/交響曲第5番「運命」 〜 休 憩 〜 ベートーヴェン/交響曲第7番 指揮:川瀬賢太郎 コンサートマスター:福田悠一郎 ※プログラムに表示されているbeyond2020・・・オリンピックの先に…
このブログでは記事に書けていなかったのだが、音楽プロデューサーで、『くらしきコンサート』の主宰者の大原れい子(本名:犬養麗子)さんが、今年の4月に逝去された。 私は生粋の岡山県民ではないので、岡山・倉敷の人々の大原一族に対する敬愛、そしてれ…
コロナ禍にせいで、今年の3月〜9月に予定されていた、岡山フィルの定期演奏会・特別演奏会は軒並み中止になってしまったわけですが、チケットも取っていたのに聴けなかったコンサートは少々渇望感が残ります。 出来れば来年・再来年に同じソリスト・指揮者…
月1回更新を目指して始めたこの「オーケストラが拓く創造都市」シリーズ。今回はなんとか10月中のアップが出来ましたが、調べていくと色々と面白いことが判って、その分、色々と目を通す資料が増えてしまい、更新速度の確保が難しくなりそうです。ただ、…
すでに一部の岡フィルファンの間でも話題になっていますが、岡山フィルの首席ホルン奏者の梅島洸立さんが退団し、現在は山形交響楽団の首席ホルン奏者として活躍しています。 彼が首席奏者の試用期間中に演奏したチャイコフスキーの交響曲第5番の演奏を聴い…
岡山フィルハーモニック管弦楽団第66回定期演奏会 ヴィヴァルディ/「和声と創意への試み」作品8から『四季』 第4番『冬』→第1番『春』→第2番『夏』→第3番『秋』 (指揮・ソロヴァイオリン:郷古 廉) 〜 休 憩 〜 シューベルト/「ロザムンデ」から間…
先週の「THE MOST」のコンサートの興奮がまだ冷めやらない。恐らく1年後になるであろう次回のコンサートまで待てない!ということで、THE MOSTのメンバーが出しているCD・音源をリスト化してみようと思う。 ・福田 廉之介 【Opus One】プロコフィエフ:ヴァ…
先週の「THE MOST」のコンサートでの岡山シンフォニーホールのcovid-19対策をメモしておきます。 ・入り口にはサーモグラフィーあり、40インチぐらいの大画面に映る本格的なもので、ウチの職場にあるやつ(PCにUSB接続するやつ、すぐに固まる・・・)とは…
THE MOST in JAPAN 2020 岡山公演 音楽監督・コンサートマスター:福田 廉之介ヴァイオリン: 北田千尋、倉冨亮太、小島燎、小林壱成、周防亮介、竹田樹莉果ヴィオラ:正田響子、田原綾子チェロ:上村文乃、佐藤晴真コントラバス 岡本潤 モーツァルト/アイ…
DENONが若手有望株の演奏家を発掘して、録音を世に出している「Opus One」レーベルから、地元岡山の新進気鋭のアーティスト:福田廉之介さんの録音が出ている。 【Opus One】プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第2番 福田廉之介 【CD】 ショップ: HMV&BO…
業務用の記事ですので読み飛ばしてください ズヴェーデン オランダ放送フィル ブルックナー 交響曲全集 ベートーヴェン/交響曲第3番「英雄」 クリュイタンス ベルリン・フィル ストラヴィンスキー/バレエ組曲「ペトルーシュカ」ほか ヤンソンス指揮 ロイ…
前回から始まった「オーケストラが拓く創造都市」と題したシリーズ。第1回目の前回は「漏れバケツ理論」について触れてみた。 ※前回までの記事へのリンク オーケストラが拓く創造都市(その1:『漏れバケツ理論』について) ※2018年に連載した「オーケ…
毎年楽しみにしている音楽の友9月号の「来日家速報2021」 コロナ禍の収束が見通せない中、RCOやゲヴァントハウス管など、超一流オーケストラの来日は企画されているようだ。瀬戸内地域にもドイツ・カンマーフィルの倉敷公演が12月に予定されていて、…
大阪クラシックのオンライン公演から、「もし自分がハシゴするなら」という想像でのオンライン・タイムシフト鑑賞。 5日目 配信No.21 大阪市中央公会堂 中集会室ライネッケ/オーボエ、ホルンとピアノのための三重奏曲イ短調 <出演者> オーボエ:大森 悠、…
大阪クラシックのオンライン公演から、「もし自分がハシゴするなら」という想像で秘曲めぐりをしています。 コロナ禍の中で、なかなか大阪にも足を運べていない私にとっても、大阪市役所や中之島の公会堂など、以前足を運んだ場所での演奏を動画で聴くことが…
今年の大阪クラシックは、有観客公演は客数が管理できる有料公演のみで、無料公演28公演のオンラインで配信をしてくれている。 まあ、無料公演はこんなだったり。 こんな感じで超過密状態になる(それがこの音楽祭の魅力でもあり・・・)ので、今年は無理…
音楽を聴くときは、NMLやSpotifyなどのストリーミングサービスが主になっておりますが、お気に入りの音源が多くなるにつれ、プレイリストの管理に支障が出てきました。 現在、Spotifyはプレミアム(有料)プランに加入。メジャーレーベルも含めて、かなりの…
コロナ禍の影響で、国内経済も大打撃を受ける中、地方の実体経済への影響も徐々に深刻化している。そして国内諸都市のオーケストラの経営にも、イベント中止やチケットの売上激減、企業協賛や個人賛助会員の現象などの形でかなりの影響が出ると思われる。 2…
全国的に諸都市オーケストラの活動が再開されていますが、岡山フィルの本確定な活動再開は9月下旬からになりそうです。 7月23日の山陽新聞の記事に、岡山フィルの現状の対応策が掲載されていました。 岡フィル再始動へ苦悩 活動模索 コロナで主要メンバ…
2年前に、国内のオーケストラの経営状況を自分なりに分析し、岡山フィルの将来について考察する連載をエントリーしていた。その後、放置状態になっていたが、2020年に直面したコロナ禍と2023年に開館予定の「芸術想像劇場(新市民会館)」の開館な…
かなり時間が経過してしまいましたが、今回のコロナ禍と岡山フィルの対策の記録として書き残しておこうと思います。 先月の下旬頃に電話にて定期演奏会マイシートの座席振替について打診があり、もちろん事情は理解しているので快諾。7月2日に振替後のチケ…
コロナ禍の中での演奏活動を進めていく中で、世界各地のオーケストラは様々な課題に挑んでるが、今回のジョナサン・ノット指揮東京交響楽団のニコ生での配信を見て、「ついにここまでやったか!」ととても驚いた。 指揮者の位置に置かれた4台のモニター。そ…
我が地元の岡山フィルもコロナ禍の影響をモロに受けて、定期・特別演奏会は3月~7月まですべて中止・延期となり、おそらく依頼公演も壊滅状態になっているのではないかと思います。そんな中で岡山フィルも、逆境を打開すべく過去の定期演奏会の動画配信やtw…
無観客ライブ配信の感想・・・といってもタイムシフト再生で一部のみの視聴の感想を。 まずは山形交響楽団の6月22日に開催されたライヴ。後半のベートーヴェンの田園のみ、タイムシフト再生で視聴しました。 緊急事態宣言に入る前にも山響はクラシック音…
今年3月のエントリーで、「20世紀の偉大なる巨匠たちの名演・名盤よりも、今、活動している音楽家の演奏を聴きたい」と書き、じっさいに地元と関わりのある音楽家や「会いに行ける演奏家」を中心に聴いています。 今回はその中で愛聴盤になりつつある演奏…