今年の岡山シンフォニーホールでの公演は、ほぼ毎月、岡山フィルを中心にしたオーケストラ公演が楽しめるラインナップになっていますが、次に楽しみなのが来月の佐渡裕指揮、日本センチュリー交響楽団の公演です。
この3年間、僕が聞きに行った日本センチュリー交響楽団のコンサートの感想一覧です。
こうして列挙してみると、自分でも驚くぐらい足繁く聴きに行ってたんですねぇ・・。読み返していてもポジティブな感想ばかりで、時間がたった今でも、センチュリーの緻密で透明感があって、かつノーブルで心地よいサウンドをはっきりと思い出すことができます。ファンの中では『西の超高機能オーケストラ』と表現する向きもあり、まさにそのとおりだと僕も思います。
聴いたコンサートの中でも、現在も継続中のハイドン・マラソンとシトコヴェツキーとのシューマンは素晴らしかった!ハイドン・マラソンでは、シェレンベルガーさんとの共演もありましたが、とても気持ちよく演奏していて、シェレンベルガーさんからの仕掛けに対して、オーケストラが素早く反応し、その掛け合いの中から音楽が泉のように生まれてくるのを心から楽しんでいる様子を見て、「岡山フィルをこういう風に育てたいんだろうな」と思ったのを覚えています。
来月の岡山でのこのコンサートは2月19日からの12日間で国内11都市を回るツアーの9公演目で、マンネリ化や疲れが心配されますが、佐渡さんは若手の頃にセンチュリー交響楽団の首席客演指揮者だったこともあり、気心は知れているでしょうから大丈夫でしょう。
センチュリー響の実力通りの演奏が出来れば、ここ数年の海外から岡山に来てくれたオーケストラと比較しても、アンサンブル能力は頭2つ3つ抜けています。本当に楽しみです。